メーカー製パソコンのHDD(ハードディスク)内の状態を購入時データに戻すこと。
Windows7で購入したパソコンはWindows10にアップグレードしていてもWindows7に戻る。
また、最初に入っていたソフトも最初の状態で復元される。
注意点として、最初から入っているソフト以外は全て削除される。
また、Microsoft Officeはパソコンに付属のプロダクトキーがないと使用不可となる。
HDD内データはいったんすべて削除されるため、初期化前に外部へバックアップする必要がある。
5年前に購入したパソコンは5年前のWindowsの状態に戻るため、Windowsのセキュリティ更新が必要となる。
数年以上前のパソコンは初期化用のディスクが付属していたが、現在は付属していないことが多い。
この場合、HDDの隠し領域に初期化用データが格納されている。
Windowsが不調になったときは、メーカー指定の方法に従って「初期化メニュー」を起動させ、HDD内のデータからWindowsの初期化をおこなう。
これををDtoDという。
HDDが故障したり、何らかの理由により「初期化メニュー」が使えないときは、リカバリーディスク(メディア)で外部起動させて初期化をおこなう。
この方法はHDDを新品に交換した時も有効である。
リカバリーディスクはパソコンを購入後、早い時期に購入者自身が作成する必要がある。
作成方法はマニュアルに記載がある。