東芝 PD813T8JBMW D813/T8JW タッチパネル割れ

東芝 PD813T8JBMW D813/T8JW タッチパネル交換修理

東芝 PD813T8JBMW 一体型でタッチパネル搭載のWindows8パソコンです。

Core i7搭載で購入当時は高級機だと思います。
液晶表示部は無事ですが、タッチパネルの右上部分が割れて誤動作しています。

タッチパネルパーツは流通していない

D813/T8JWはD713の上位機で、D713はタッチパネルなしです。
一般的にデスクトップパソコンでのタッチパネルはあまり需要がありません。
タッチパネルのみのパーツとしては見つかりませんでした。
そのため、今回はジャンク品を探して液晶とセットで載せ替えることとしました。

タッチパネルは割れやすいので分解は慎重に

液晶にたどり着くまでの分解はなかなか大変です。

裏側にはねじが見当たりません。
形状は以前の記事の D71/T7MW と同じです。
内部にたどり着くまでの分解は D71/T7MW を参照お願いします。

東芝 D71/T7MW PD71-T7MBXW ロゴ表示で起動しない

ただ、気をつけないといけないのは D71/T7MW にはタッチパネルがないこと。
D813/T8JW のタッチパネルは外周に枠がなく裏側のカバーと直接接触しています。
そのため、この部分にへらなどを無理に入れると簡単に割れます。
パソコンの下部の金属部分を外したら、(裏から見て)左側の爪を外しながらDVDドライブの差し込み口から液晶部分を押しながらバックカバーを引き上げるのがこつです。
このあと、上部を外していけば右側は簡単に取り外せます。

基板の取り外し

バックカバーが外れた後です。

基板の上にある金属カバーはネジ4個で外れます。TVのアンテナケーブルがつながっています。

基板が見えました。ケーブル類を多数取りネジを取れば基板が外せます。
CPUの放熱フィンの下に液晶ケーブルがあります。

タッチパネルのフィルムケーブルは3本

基板の下とFANの左側に合計3本のタッチパネルケーブルがあります。
取り外しますが、左の2本は両面テープで強力に貼り付けられています。
はがす際に破損させないよう注意します。

液晶の金属カバー

液晶のバックカバーを外します。
周囲にあるネジを全部取りますが、左下の電源スイッチ基板・真ん中下の基板。左右スピーカーも一緒に外さないといけません。
左下部分にある液晶バックライトケーブルも外します。

あと、見落としそうなのが液晶のサイドにあるネジです。

左右上下に2個ずつ、計8個のネジがあります。
ここまででやっと液晶のバックカバーが取り外せました。

組み戻し

さて、組み戻しですね。
工程は分解の逆ですが、やはり根気がいりますね。
ケーブルの付け忘れに注意して組み立てます。

まず最初にタッチパネルの動作を確認します。
問題は無いので、ネット接続などのその他機能のチェックをしてから終了となります。

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