東芝 PAZ15TB-SNA AZ15/TB ディスプレイケーブル不良・交換

液晶の表示が安定しなくて、ちらついたり暗くなったりします。
外部ディスプレイだと正常に表示されます。

加えて動作が遅いため、改善をご希望です。

分解・確認

最初にバッテリーとメモリー部の蓋を取ります。

ネジはメモリー蓋の下を含めて10個で、ネジを取れば裏蓋が簡単に取り外せます。

HDD・メモリーの検査は正常でした。

画面表示のちらつきは丸印の部分を触ると特に発生することがわかりました。

ケーブル不良・交換

この部分はディスプレイケーブルのコネクターですが、薄いフィルム状の差し込みとなっています。
コネクター部分なので接触不良の場合を考え、取り外して清掃をしてみましたが症状は変化ありません。
ケーブル不良のようなのでケーブル型番を確認の上で発注、海外から取り寄せをします。

入荷後の交換で正常に表示できるようになりました。

メモリー増設・SSD換装で高速化

動作が遅い件ですが、試しにリカバリーをしてみてもさほど変わりません。
CPUがCeleron 3215Uでメモリー4Gの低スペックのためでしょうか。

Windows10の64bit版でメモリー4Gでは厳しいので、4G増設して8Gにします。
これで少しは改善されますが大きくは変わりません。

パソコンの高速化にはやはりHDDをSSDに交換するのが一番ですね。
240GのSSDに交換します。

SSDにリカバリー・調整

せっかくSSDの交換するので、快適にするためにリカバリーをおこないました。
作成したリカバリーメディアで起動して新品のSSDにインストールします。

リカバリー完了後に、Windows10のアップデート。
こちらもUSBメディアでv20H2にしてからWindows Updateをおこないます。
リフレッシュパックで各種調整・アップデートも終了です。

動作もずいぶん快適になりましたね。
最後に内部清掃もしてのご返却となりました。