東芝 dynabook PAZ45GB-SEL AZ45/GB HDDエラー交換・ヒンジ4カ所補修
Windowsアップデートの後自動修復を繰り返して起動ができないノートPC。
Windows11対応パソコンで11になっていますので、修理すればWindows10のサポート終了後も安心して使用できます。
お預かり時点ではHDD故障の可能性が濃厚でしたが、途中でヒンジ割れがあることもわかりました。
分解して診断をおこないます。
分解・SSHD故障
分解前にバッテリーを取り外します。
このパソコンはバッテリーが外部についていてレバーだけで取り外せます。
この方が作業は楽なので、ありがたいです。
メモリー用の蓋を外してから、裏側にあるネジを全部取り外します。
内部を開けると8Gメモリーが1枚で、1TのSSHDが搭載されていました。
SSHDは小容量のSSDとHDDを組み合わせたものですが、欠点もあるため現在は見当たりません。
修理時にはSSD換装が前提となります。
SSHDはエラーがあり故障状態で、これが起動できない原因でしょう。
ヒンジ割れ4ヶ所
分解時に気になったのはパネル開閉時にぐらつきが見られたことでした。
本体側ネジ受けは左右とも割れていました。
反対側もネジ受けが1個破損していますが、裏蓋側も受け皿が左右とも抜けていました。
思った以上に重傷ですが、さらに液晶側の左右ヒンジネジ受けも割れていました。
4ヶ所のヒンジはすべて再建固定補修をおこないました。
SSD交換・Windows11インストール・環境再構築
SSHDは交換する必要がありますので、SATAの2.5インチSSDに交換します。
今回は240Gに容量を減らして金額を抑えます。
Windows11をクリーンインストールしていきます。
元のWindows10環境から取り出したデータを使い、東芝のプリインストール環境を再構築して整えます。
筆ぐるめなども使用できるようになりました。
Windowsアップデートをおこない、使いやすいよう設定を変更します。
SSD環境で動作速度も快適に使用できるようになりました。
来年以降もWindows11で安心です。
パソコンドック24本部サイトでもブログを公開中
パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店 (西区) 店舗ページ
パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店 (西区) ブログ一覧
こちらもご覧ください。