富士通 ESPRIMO FMVF52E1W FH52/E1 一体型パソコンの液晶パネル交換
一体型パソコンの中央部に黒い線が入り、全体もはっきりと表示ができません。
物をぶつけたり衝撃を与えたりしてはいないそうですが、症状を見る限りでは液晶割れと考えられます。
うっすらと映っていてWindows起動も可能なようなので、液晶交換前提で診断に入ります。
分解・診断
裏蓋を取り外してSSDなどの診断を行います。
10個のネジを取り、裏蓋を外します。
裏蓋の取り外しは簡単ですね。
M.2のSSDがありましたので、取り外して作業用パソコンでチェックしましたが、問題はありませんでした。
環境保全のためクローンコピーを取っておきます。
画面がまともに映らないので、メモリーテストは取り外して別パソコンで行いました。
液晶型番を確認するため分解を進めます。
ネジを左右3個ずつ取ってスタンドを外します。
下側にあるネジを取り、下部パーツを外します。
7個のネジとディスプレイケーブル・バックライトケーブル(左下部)を取って液晶パネルを外します。
液晶型番確認・発注
パネルが取り外せたので、パネル型番を確認してオーナー様に見積もりを連絡しました。
一体型パソコンの液晶は型番が同じでもコネクター位置が違うものがあります。
発注前にそのあたりもきちんと確認しおかないと困ったことになります。
発注取り寄せは海外からとなりました。
一体型パソコンの液晶パネルはノートパソコンより高価ですので、修理費用もそれなりに高くなりますね。
入荷・確認
液晶パネル入荷後、組み込み前に仮取り付けして正常表示を確認します。
まれに初期不良がありますので確認は必要です。
分解の逆手順で組み戻し、機能確認します。
また、しばらくの時間つけておき問題ないのも確認しました。
本体でのメモリーテストもできていないので改めてメモリーテストをおこない、正常確認できました。
オーナー様に確認していただき終了となります。
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