GALLERIA Core i9 10850K・RTX-3080 SSD交換
ドスパラのBTOパソコンでi9・RTX-3080の高性能マシン。
ゲーム中にフリーズしたり、ブルースクリーンが出て再起動したりします。
この内容では一般的に熱暴走を疑います。
店頭ではそう考えてお預かりしました。
負荷テストでは症状は出ない
Windowsを起動させて負荷テストをおこないました。
まず、CPUの負荷テストです。
i9なので温度は高めですが80℃程度ですし、フリーズなどの症状もありません。
次いでGPUの負荷テスト。
こちらでも80度未満ですし症状は出ませんでした。
どうやら熱暴走ではないようですね。
PHISON SSDの不調
メモリーテストは正常に完走しました。
SSDの診断結果も正常でした。
SSDはPHISON製で大手メーカー品ではありません。
ドスパラのBTOパソコンでは、SSDは安価なものが使われていることが多いです。
過去にはSATA SSDでCOLORFULのものが使われていて、故障率は高かった記憶があります。
ドスパラBTOのSSDメーカーには要注意です。
大手メーカーのものが壊れないわけではないですが、安心感が違います。
SSDはSMARTで正常となっていても安心ができません。
全体の読み出しテストをおこなってみました。
すると、明らかな異常が出てきました。
緑の部分は正常に読み出しができていますが、赤い部分は読み出しがストップしています。
どうやらSSDに負荷が続くとSSDが熱暴走を起こしてフリーズを起こすようです。
SSD故障は確定です。
SSD交換・OSインストール
元々のSSDは裸の状態でヒートシンクはありません。
交換に当たって放熱を考え、追加でヒートシンクを取りつけます。
データは必要ないとのことなので、Windows11をクリーンインストールします。
SSDを新品に変えるなら、OS環境もきれいにすると動きも改善されます。
データが必要なく、ソフトの入れ直しも可能な場合にはお勧めです。
機能確認・ご返却
内部清掃もしてありますので、夏の暑い時期も快適と思います。
SSD故障は簡単にはわからないことがあります。
なかなかやっかいです。
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