ダイナブック P3T7RSBW OS更新時電源断で起動不能 2

ドライバー読み込みでSSD認識

前記事の続きです。

「Intel Rapid Strage Tecnorogy」はIntelのドライブ管理ドライバーです。
SATAやOptaneメモリーを認識させるには、Windows標準外のドライバーを読み込ませる必要があります。

Windows11をインストールする際の、ストレージ選択画面でドライバー読み込みを選択します。

dynabook P3T7RSBW ドライバーインストール

これでSSDの選択ができるようになります。

dynabook P3T7RSBW SSD選択

Windows11インストール後dynabook環境の再構築

Windows11をクリーンインストールしてから元環境から取り出したドライバーもインストールして、環境を整えます。
そのままでも使えますが、もう一手間かけてdaynabookのソフト環境を再構築していきます。

元環境から取り出し済みのリカバリーデータを利用して、初期状態に戻します。

dynabook P3T7RSBW 初期状態に戻す

この作業とその後の作業でdyanabookの付属ソフトが戻せました。
Windowsのアップデータや調整を済ませれば終了ですが、この後ヒンジネジ受けの補修が必要でした。

本体側ヒンジネジ受け補修

東芝時代からこの形状のノートパソコンでは、本体側ヒンジネジ受け破損がよく見受けられます。
同じような割れ方をしていますので、構造的な問題と思います。

dynabook P3T7RSBW 左ヒンジ割れ補修

左側は2カ所割れていました。
右側も1カ所割れていて補修が必要でした。

dynabook P3T7RSBW 右ヒンジ割れ補修

組み立て前にヒンジ蝶番のネジを少しだけ緩めて、再発防止を行いました。

Optaineメモリー一体型SSDはやっかい

起動できなくなった原因はWindows更新時の強制終了ですが、Optaneキャッシュ破損で起動不能になりこともあります。
OptaneメモリーがIntel独自のものなのですが、現在は製造中止となっています。

今回はOptane一帯がとのSSDでしたが、そのSSD部を単体SSDとしてWindowsインストールを行いました。
BIOSでのOptane RAIDを外す項目がないため、めんどうな手順となりました。

SSD交換やWindowsクリーンインストールが、標準的な方法ではできないようなシステムを設計するなはいかがなものかと思います。

dynabook P3T7RSBW 修理完了

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